100年前。野間の大ケヤキ前にあったお店について

2017年5月21日

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能勢町東郷地区。広い能勢町の東の端に位置するこのエリアはかつて城があり能勢の中心でした。
今も地車の祭りや獅子舞の伝統が残っています。その東郷に残る貴重な文化的資料、それが東郷村誌。

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今から100年前の能勢の人や名所の写真、言葉使い、風習、伝統などが詳細にまとめられています。

この中に「野間の大ケヤキ」の写真もあります。大正5年に撮影されたものだそうです。

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コーラの自販機の後ろ、現在おばあさんが畑をしている場所に建物が建っています。
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この茶屋のような建物は何なのか?という質問があり、NPO法人大きな樹の平田理事長が村の長老を訪ねて回り、聞き取り調査をしました。
以下そのレポートです↓↓↓

駄菓子や釣り道具が置いてあった『お駒はんの店』

「店の名前は知らんなぁ。お駒はんの店と言っとったわ」
「食堂ではのうて、駄菓子や釣り道具が置いてあったなぁ」
「あの頃は、妙見参りが多かったんで店の前にあったしょうぎに座って、前の用水で手あろて、水を飲んだはったわ。今と違ごうて水は綺麗かったで」
「店は、お駒はんと体格の良い白い髭を生やしたしょうぎさんの老夫婦やったわ」
昭和15年くらいはまだあったけど、終戦後戻って来た時にはなかったな」
「出身は亀岡の西別院や言うてたなぁ。苗字は知らんけど」

Aさん(男性.89歳)

玉子と駄菓子を交換してくれた

玉子持って行って、駄菓子と交換してもろたわ」
「オバハンはボケてなかったけど、飴3個や言うて5〜6個持って帰り、よう騙してたで
↑↑これは、複数の大先輩の証言です
「この写真は、平岡はんが撮ったんと違うか?町に出たはったんで平岡はんくらいしかカメラ持ってへんかったもんな」

Bさん(男性.85歳)

けやきの根っこに大きな穴があった

「父親の肩をあんましたら、2銭くれたんでそれ持って1個1銭の飴買いに行ってたなぁ」
「同い年の子が居てたんで、よう、けやきに遊びに行ってたわ」
「今は知らんけど、けやきの根っこに大きな穴があったんでかくれんぼした時には、そん中に入って隠れてたわ」
「ニッキ水やラムネも売ってたなぁ」
「当てもんもあったで。飴が当たったりしてたわ」
「駄菓子はケースに入って、割れたガラスの蓋がしたったわ」

Cさん(女性.93歳)

平田理事長のコメント

延8名の大先輩からいろんな思い出話を聞かせてもらいました。
皆さん揃って「懐かしいなぁ」と楽しそうに話して下さいました

また、後日「能勢町史で調べたら写真があったんで、コピーしとくから、取りにおいで」とか「能勢町史調べたけど載ってなかわ」などと連絡を頂きました☺️
現在の、地主さんは登記簿を調べて下さったんですが、残念ながら見つかりませんでした

今回、いろんなお話を大先輩から聞かせてもらい、昔のことを次世代に伝えていくって大事だなぁと思いました。
また、このお店の情報持っておられる方は、ご連絡お願いしま〜す